ライセンス
みなさんこんにちは。
先日、ドラえもんの映画『のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)』を息子と二人で見に行ってきました。音楽の惑星に訪れた危機を救うために、いつものメンバーが大活躍するストーリー。音楽がテーマなだけに、少し目を閉じて心地よい音楽に集中?していたところ…息子にポンポンと肩を叩かれ「寝ちゃダメでしょ」と言われてしまう失態。ウッカリ。反省です。
とはいえ、家族と過ごす掛け替えのない時間を堪能できました。
ドラえもんの映画を見に行くと昔のようにおもちゃじゃなく、漫画がもらえるみたいです。子どもたちが漫画という文化に触れるきっかけになりそうですよね。
木構造マイスター準一級 更新講座
「木構造マイスター準一級」という資格を取得したのが2020年の10月。今回はその更新講座に参加してきました。講師は、M’s 構造設計 佐藤 実先生。
今年の元日に起きた能登半島地震の現地調査をされており、実際に現地で撮影された写真を見ながら解説をして頂きました。構造の基本となる考え方、許容応力度計算の重要性を改めて考える機会になりました。
倒壊によっていつもの道路が塞がれてしまう。この道路がもし避難所へのルートだったら、救急車や消防車が通れなくなってしまったら…。
日本に住んでいる以上地震の事を避けて通る事はできません。自分の事だけでなく地域の事、将来住む家族の事を考えるとより安心安全な選択をすべきです。
私たちには「つくる責任」があります。過剰でもなんでもなく、許容応力度計算による耐震等級3が基本だと考えます。
住まいるLAB.
構造を学んだ翌日はスマイルラボ@伊達市。4回目の開催です。
みんなが主役、全員が先生で全員が生徒。そんな会ですのでそれぞれが目的を持って参加しています。今回は末永木材さんの会社見学をさせて頂きました。
その後は座学です。
私もちょこっとお話しさせて頂きました。
学びたい人が集まり、学びたい人に教える。ですので今回もそこら中で「あれ教えて、コレ教えて」が聞こえてきました。
音楽家ライセンス
話はドラえもんに戻ります。
今回の映画で、音楽の惑星の危機を救うために必要なのは上質な音楽でした。その為、楽器の演奏能力が上達する「音楽家ライセンス」という道具を使い、のび太やジャイアン達は美しい音を奏でていきます。ライセンスはビギナーから始まり、力量に合わせランクがドンドン上がっていきます。この道具は名前に「ライセンス」とある通り有効期限があります。期限が切れると音楽の才能は元に戻ってしまいます。
家づくりに於いても「建築士」をはじめ、様々なライセンスがあります。「木構造マイスター準一級」もその一つです。
ドラえもんの道具と同じで有効期限が切れて学ぶのを止めてしまうと知識はどんどん薄くなり、やがてなくなってしまうでしょう。
「学ばない人はいつまで経っても学ばない。学ぶ人はずっと学び続ける。」とは佐藤先生が先日の講演でおっしゃっていた事。
学び続ける事に資格はいりません。自分の意志だけです。
同じくらい大事なのは学んだことを実践する事。今回も大切なことを学ぶと共に責任を感じる事ができました。
これからも学び続け、実践し続けます。
今週もブログを読んで頂きありがとうございます
ドラえもんの新しい声優陣てもう19年目なんですね。「新しい」なんてもはや失礼!?
深澤
おまけ
施工事例「ビワの木の家」をアップしましたのでそちらもチェックしてみてください。
periwinkle -Simple Sustainable Serenity-
ペリウィンクルは群馬県前橋市で、高気密・高断熱住宅の新築・リフォーム・リノベーションの設計、施工を行っています。
耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.34・C値0.3・自然素材・工務店