何もしない大人たち

皆さんこんにちは。

我が家にフェンスが付きました。フェンス工事は、ケガとリハビリから10か月ぶりに復帰する大工さんにお願いしました。我が家の工事で復帰して欲しくて、フェンスの工事を取っておいたんです。近所に住んでいるという事もあり、良い復帰戦に。

角地なので、「目隠し」になる事であまり視線を遮らないよう気を付けました。車に乗っていて角から車やに人が飛び出してきた!なんて事が起きないように。

庭からは程よく視線を遮ってくれ、外からは緑が見える優しい仕切りができました。事故防止の工夫と快適に暮らせる工夫が両立できたかなと思っています。

写真の雲もなんだか秋っぽくなってきましたよね。この夏の酷暑の事をもう忘れかけている自分がいます…。

1985

そんな秋のある日、私が賛同する[ Foward to 1985 energy life ]北関東支部の定例会に参加してきました。

まず Foward to 1985 energy life とは何なのかという事なのですが、 端的に言うと現在の約半分のエネルギー消費量だった1985年のエネルギー消費量を目指そうという試みです。私たちは住宅の専門家ですから、家庭部門の消費エネルギー半分を目指す同じ志を持つ工務店、設計事務所、建材流通店等が全国から集まっています。
私たちができることとなると、所謂高性能な新築住宅をつくったり、より快適に過ごせるようリフォームをしたりと「小さなエネルギーで豊かに暮らせる」家づくりを行う事に尽きます。

そんな活動を一般の方々にも知っていただくために、自治体と協力しどんな事ができるのか、どんなアプローチをしたかを報告し合います。
参加している皆さんは本当に意識が高く、いつも刺激を頂いています。

我々群馬メンバーは10月以降もイベント目白押しとなりそうです。

何もしない大人にはなりたくない

例年の異常気象や特に今年の夏の異常な暑さによって、日本でも温暖化や気候変動に対する危機感が高くなっているような感覚を受けます。

しかし環境問題に対して「今から何をやっても無駄」と思っている大人が少なからずいる事も残念な事実。
環境問題という社会課題は、社会人全員が考えなくてはならない課題です。今まで数十年間「今から何をやっても無駄」と大多数の人が目をつむり、何もやらなかった事が確実に今につながってしまっています。

私が小学校低学年のころ、つまり30年以上前の理科の教科書や写真集に『砂漠化』『温暖化』『酸性雨』こんな単語が写真付きで出ていました。
酸性雨で溶けた銅像の写真が不気味で怖くて、雨が降ってくると、帰る途中で傘が溶けるんじゃないかといつも心配していたのでよく覚えています。

30年もの間、改善どころか悪化の一途をたどっている環境問題。

誰でもできる家庭の省エネの工夫を啓蒙することも私たちの大切な活動です。
しっかり暮らしと向き合い省エネの工夫ができるようアドバイスをしたり、啓発したり。

家庭の省エネという小さな努力が集まれば大きな力になり地球環境へ着実に貢献できます。

環境問題への貢献と快適な暮らしは両立できます。
日射遮蔽や無駄な電気を消す等家庭でできる省エネから始めましょう。

花と緑と環境フェア

イベント目白押しの秋。

まずは10月1日に伊勢崎市みらい公園にて開催される「花と緑と環境フェア」に出展予定です。

『1985射的』を準備して家庭でできる省エネの手法をたくさん紹介します。

https://www.city.isesaki.lg.jp/soshiki/kankyobu/kankyo/mizu/event/10804.html

是非おこしくだい。

深澤

periwinkle -Simple Sustainable Serenity-
ペリウィンクルは群馬県前橋市で、高気密・高断熱住宅の新築・リフォーム・リノベーションの設計、施工を行っています。

耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.34・C値0.3・自然素材・工務店

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