暮らしとSDGsと

みなさんこんにちは。
5月21日にけやきウォークで開催された「SDGsデイズ」にForward to 1985 energy life 群馬支部として出展してまいりました。
私たちができる取り組みとして「家庭でできる省エネ手法の周知」をきっかけとして、それぞれのご家庭からSDGsの達成に繋がるという事を伝えたいと考え射的ゲームを企画ました。家庭でできる省エネ手法を的にしており、楽しみながら省エネの意識を高め、帰宅後も楽しく賢く省エネしてもらおうというものです。

会場ではどの手法が省エネ効果が高いのか、ご家族で相談し合っている姿が何度も見られました。こうやって省エネの意識が広がっていけば、小さなエネルギーで豊かに暮らせるご家族がどんどん増えていきますよね。

そもそもSDGsって

※画像参照:国際連合広報センター

外務省のHPには[持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。]
外務省HP: https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html

と説明されています。なんだか規模が大きくて日本にはあまり関係のない事のような気がしてしまいます。ですが「先進国自身が取り組むユニバーサルなもの」と記載があります。私たちにも十分関係している事です。

私たち建築事業者にできる事は、小さなエネルギーで豊かに暮らせる住まいをつくる事。豊かに暮らす家族を増やす事と言い換えられるかもしれません。高気密高断熱な住まいを新築する事はもちろん、暮らし方の工夫で消費エネルギーを減らし我慢無く暮らす事ができます。ひとりひとりが各家庭で小さなエネルギーで豊かに暮らせるのが理想です。

解体工事はじまる(高崎市)

先日高崎市F様邸の建て替え工事が始まりました。築約50年の家を壊すところからスタートです。壁を壊してみると予想通り断熱材は入っていませんでした。天井も無断熱です。
冬は非常に寒く、夏は恐ろしく暑かったと想像できます。暖房を使用してもすぐに熱が逃げてしまい、冷房を入れても部屋が冷えるのに時間が掛かったでしょう。エネルギー垂れ流し状態に陥っていたはずです。

F様の希望は「あたたかく暮らす事」「穏やかに暮らす事」。
私たちにできる事は、小さなエネルギーで豊かに暮らせる住まいをつくる事。豊かに暮らす家族を増やす事です。
F様邸は高気密高断熱な住まいに生まれ変わります。

小さなエネルギーで今まで以上に豊かに暮らして頂けると思っています。室温が安定すると家族の健康にも繋がりますし、寒くて起床できないなんて事も無くなるはずです。起床してすぐに活動できるようになります。SDGsですよね。
何世代にもわたって住み継がれていく住まいづくりがここからスタートします。

おまけ

1歳の娘がついに歩きました!まさに未来への第一歩。

彼女等の未来を守るためにも私達大人はできる事をやらないといけませんね。

深澤

periwinkle -Simple Sustainable Serenity-
ペリウィンクルは群馬県前橋市で、高気密・高断熱住宅の新築・リフォーム・リノベーションの設計、施工を行っています。 耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.34・C値0.3・自然素材・工務店

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