より良い方へ

みなさんこんにちは。

最近息子が将棋をはじめました。といっても私や妻と遊びでですが。
いつのまにか駒の並べ方も覚え、対局するごとに駒の動きもわかるようになり(桂馬だけまだわからない様子)、つい先日には少しですが私の駒の動きまで予測できるようになっていました。

ただ息子は「参りました。」を絶対に言わない男。
無敗記録(?)を伸ばしつつ、前回の反省をしながら着実に実力をつけています。

きりゅうまちの先生

昨日は、桐生市の新里体育館にて行われた「まきりゅうまちの先生見本市」にForward to 1985 energy life群馬支部として参加してまいりました。

市内の園に通う園児と兄弟児のみが対象という事で、普段参加させて頂いているイベントと比べるとクローズドなイベントでした。対象となるのが園児という事で、おなじみの1985省エネ射的ではなく、親子参加型の省エネ2択クイズを企画しました。

他ブースは工作や子供遊びに振った内容が多い中でのド真面目な省エネクイズ。
誰も寄り付かないのではないかと会場前こそ少し心配になりましたが、興味を持ってくださるご家族様のおかげもあり、回数を重ねるごとに「もう少し盛り上がるようにならないか」とより楽しんで頂けるよう話し合いをしながら修正を繰り返しました。その結果、最初に比べるとクイズにゲーム性を加えて子どもたちが飽きずに最後までクイズに参加できるような工夫ができました。最終的には12組のご家族にクイズを楽しんで頂き、中々面白い省エネクイズコンテンツが出来上がったと思います。

より楽しく省エネに触れて欲しいという思いを持っている1985メンバーが集まっているからこそ、改善策が得られたのだと思っています。

風量測定

2週間前のブログに書いたのですが、今年の冬と夏の自邸の温湿度を測定し改善点を出し、より快適な住空間を実現するためにプロ中のプロたちとディスカッションする貴重な機会を頂きました。

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より良い住環境の為に、室内の温度差をより小さくしたいというのが自邸の改善点の一つ。そこで出た原因の中に「換気による外気流入の可能性」がありました。

その調査として換気風量測定を行いました。

まずは設置しているダクトレス24時間換気はどのような空気の流れが実際に生じさせているのか、シミュレーションとの乖離はあるのか、レンジフード等の他の換気扇(局所換気と言う)との影響はどうなのか風量を測定しもう少し具体的な検討に入ります。

測定してみるとシミュレーションよりも多く給気出来ているようですが、換気風量の設定を間違えると想定以上に外気が室内に入ってきてしまいそうです。
それからレンジフードの排気は室内の空気を結構引っ張ってしまう為、使用方法はちゃんと考えないといけません。お客様にも使い方は説明していたものの、測定する事で具体的にどこにどの程度の影響があるのかを数値で確認が出来ました。

こうした換気の改善策が試せるのは『高気密』である事が大前提となっています。
下のグラフにもあるように、そもそも高気密でないと24時間換気がしっかり機能しません。言い換えれば気密性が低いと隙間風による換気になってしまうわけです。

外気が入る隙間が無いという意味では、高気密な住まいほど24時間換気システムでの換気が必要不可欠とも言えますね。自邸のC値は0.4(0.36)ですので、上記のグラフよりもう少しいい数値になっているはずです。

また来月にも再度測定をして改善を進めていく予定になっています。そのあたりはまたブログでもお話ししようと思います。

今週もブログを読んでいただきありがとうございます。
どんな場合でも、改善というのはまず現状を受け入れ認める事がスタート地点。

深澤

periwinkle -Simple Sustainable Serenity-
ペリウィンクルは群馬県前橋市で、高気密・高断熱住宅の新築・リフォーム・リノベーションの設計、施工を行っています。

耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.34・C値0.3・自然素材・工務店

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