情報2割減社会
みなさんこんにちは。
メジャーリーグのワールドシリーズが始まりました。
日曜日に生中継をやっていたので、じっくり見てしまいました。PSの試合から痺れるゲームばかりでしたが、昨日の試合もすごかったですね。子供たちも野球はよくわからないけど「オオタニ」だけは知っています。
大谷選手のケガが心配ですが、ワールドシリーズ優勝という自身の夢の実現のために舞い戻ってきて欲しいものです。
真似をする
先日、幼稚園の保育参観があり娘のクラスの見学に行ってきました(息子は発熱で欠席)。4月生まれの娘はクラスでは背も大きい方で、おしゃべりも達者。先生のやる事、話す事なんでも見事に真似してしまうので、先生方も気が抜けないとの事。
確かに、家ではほとんどの時間ぬいぐるみ相手に一人で先生ごっこをしています。
泣いているポケモンを抱っこして泣き止ませたり、不貞腐れたように座っているおさるのジョージを烈火のごとくお説教したり、多分いろんな大人たちの真似をして先生をやっているのだと思います。
ある先生の言葉を借りれば
年少さんは、自分の気持ちを相手に伝える時期
年中さんは、人に心がある事を知る時期(自分と違う気持ちがある事を知る)
年長さんは、自分と違う気持ちを持つ人達とどうやって一緒に過ごすか考える時期
なのだそう。
「真似る、まねぶ、学ぶ」という言葉が芸の道ではあるそうですが、真似をするというのは、学ぶことの基礎なんですよね。
娘はまだ年少さんの年ではありませんが、大人の真似をしながら自分の気持ちを伝える練習をしているんですね。真似する事がたのしくてしょうがないみたいですが、成長を感じます。
情報社会
以前にもブログで触れたことがありますが、現代人の1日に触れられる情報量は、江戸時代の人の1年分、平安時代の人の一生分と言われています。
自分にとって必要な情報のみを手に入れてそれ以外のものはシャットアウトできるはずなのに、ついつい知らなくてよい事も知りたくなって調べてしまうのは便利なのか不便なのか。そんな湧き出る情報と上手に向き合わないといけないのが現代。
スマホから得られる情報は自分でコントロールできるものであり、コントロールできてしまうからこそ依存してしまうのだそうです。コントロールできるはずの情報で頭がパンパンになってしまうのですから、コントロールできていないような気もするのですが。
家づくりに関してもスマホからたくさんの情報を得ることが出来ますし、情報は今日も増え続けているはずです。
私たち住宅のプロが当たり前に知っていることから、聞いたこともない情報も混ざっていたりします。
そんな玉石混交の情報で頭があふれてしまったり、忙しくてバタバタしてしまったり、SNSで人との距離感がつかめなくなってしまっていたりすると例え大人であっても、人に気持ちがある事を忘れてしまいます。
どこからか飛び出してくるたくさんの情報に蓋をして、腹八分ならぬ頭八分くらいの空白を持っていた方がゆとりを持って楽しく生きられるような気がします。残りの2割は、一人で考える時間を持ったり、ゆっくりと音楽を聴いてみたり、家族と家づくりの事や家が出来てからのワクワクするお話をする時間にできたら最高ですよね。是非楽しいお話をたくさんしてください。
私たちもそんな楽しいお話を聞けるのを楽しみにしております。
基礎工事スタート
埼玉県児玉郡上里町では基礎工事がスタートしました。
今回は普通の住宅ではなく「離れ」の新築工事です。基礎屋さんの丁寧な仕事はお施主様にもとても喜んでいただけました。基礎は建物を支える非常に大切な工程になります。
コンパクトな建物になりますが、丁寧に工事を進めてまいります。
今週もブログを読んでいただきありがとうございます。
頭がパンパンになってしまうと真似をして学ぶ時間もなくなってしまうかもしれませんね。
深澤
periwinkle -Simple Sustainable Serenity-
ペリウィンクルは群馬県前橋市で、高気密・高断熱住宅の新築・リフォーム・リノベーションの設計、施工を行っています。
耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.34・C値0.3・自然素材・工務店