梅一輪
みなさんこんにちは。
今日聞いていたラジオ番組のMCの方がこんな句を詠んでいました(またラジオネタ)。
『梅一輪 一輪ほどの あたたかさ 嵐雪』
松尾芭蕉の弟子の服部嵐雪の句です。とても春っぽい句ですよね。
「梅の花が一輪咲くと一輪ほどのかすかな暖かさが感じられる」という解釈と「梅のつぼみが一輪ほころび、また一輪ほころび、それにつれて少しずつ暖かくなってくる」という解釈があるそうです。
私は時間が経つことの悦びが感じられて後者の方がなんとなく好みです。
今日は風が強めでしたがあたたかな陽気でしたね。現場近くで強風に揺られる梅の花をたまたま見かけました。
今年は本当に冬なのかよくわからない気候でしたが、着実に春は近づいているようです。
自転車にチャレンジ
現場で作業をしていたところ、妻から「自転車の補助輪外す工具って家にあったっけ?」と電話。
どうやら4歳の息子が補助輪を外しての自転車に挑戦するらしい。まだちょっと早いような気もしましたが、早いうちから練習するのも良いと思い電話を切りました。
結果…
2トライ目であっさり乗れたらしく、挑戦時間約10分。息子曰く「超簡単だった」と。
私が後ろを持って一緒に走って、いつの間にか手を放してるみたいなよくある親子のシーンを想像をしていましたが、ちょっと残念。
時間が経つのは早いですね。この間まで出来なかった事が一つ、また一つと出来るようになっていく。子供の成長が嬉しくもあり、少しさみしくもあります。
それにしてもスムーズすぎませんか!?
家学塾全国大会
家学塾の全国大会に参加してきました。
家学塾とは、岡田好勝先生が塾長となり「家づくり」を科学的にアプローチする全国の住宅事業者や建築家が集まる研究会です。全国大会という事で全国から約150人が集まりました。
私は5年ほど前から群馬での勉強会に参加させて頂き、断熱や結露をはじめとした住宅で起こる様々な疑問を科学的根拠に基いて解説して頂ける、まだまだ勉強中の私にとっては非常にありがたい学びの会です。
今回は工事中の岡田先生の最新の実験棟ともいえる「ふらはの森3」の見学付き。
見学の後は講演会。たくさんの質問が飛び交う有意義な時間を過ごせました。そんな中、先生の一言が心に残りました。
「高性能な住宅は、高性能な住宅をつくった事がある人しか直せない。」
これから先、様々な理由で「つくった人」が居なくなってしまった高性能住宅の改修する事もある。その時、ここに居る皆んながお互いに支え合って乗り越えていかなくてはならないと。
木造住宅の寿命は30年とよく言われていましたが、現在は約60年なのだそう。仮に今日完成した家に60年住むとなるとつくる側も住む側も代替わりする事が予想されます。つくる側の引き継ぎが出来れば良いですが、そうならない事もありえます。代わりに頼んだ建築会社に知識が無かったら、技術が無かったらどうなるのでしょうか。また、最新鋭のシステムを導入しメカメカな暮らしをして、代変わりの際に次の世代の住まい手に暮らし方が引き継がれなかったらどうなるのでしょうか。
時間の経過というのは悦びもありますが、それだけではありません。
私たちは家づくりのプロとして、将来の事を見据えた家づくりをする責任があります。だからこそ正しい知識を身に着け、構造も断熱構成も設備機器もシンプルに計画するべきなのだと改めて感じました。
そして同じ志を持つ仲間たちと共に学び知識を共有し、良い関係を築くことも私たちの責任の一つなのだと思います。困ったときに助け合える仲間がいる事は、自分たち自身の為でもありますし、お客様にとっても大きな安心材料になるはずですよね。
梅の木は花が咲くまで5年ほど時間がかかるそうです。
知識を得る事も仲間と良好な関係を築くこともコツコツ時間をかけなくてはいけません。お客様に梅一輪のぬくもりを感じて頂けるよう日々邁進していきたいと思います。
見学会のおしらせ
「ビワの木の家」の見学会のお知らせです。periwinkle(ニチニチソウ)のブログに梅が出てきたりビワが出てきたりややこしい回になってしまいました。(笑)
先日お知らせした見学会のお知らせのリンクを張っておきます。こちらも何卒宜しくお願い致します。
深澤
periwinkle -Simple Sustainable Serenity-
ペリウィンクルは群馬県前橋市で、高気密・高断熱住宅の新築・リフォーム・リノベーションの設計、施工を行っています。
耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.34・C値0.3・自然素材・工務店