のれん分け
みなさんこんにちは。
先日、家族で軽井沢に旅行に行ってきました。ゴールデンウィークはどこにも一緒に行けなかったので罪滅ぼし的な意味もあります。
軽井沢と言えば
日本有数の別荘地である軽井沢は群馬と長野の間にありますので、群馬に住む私たちにとっては足を運びやすい立地です。私自身、主に春から秋にかけ少なくても年に2回くらいは遊びに行っています。
泊りでも日帰りでも、我が家では軽井沢のお土産はいつも[ちもと総本店]の「ちもと餅」と決まっています。
私も妻もふわふわした食感で上品な甘さのちもと餅が大好きなのですが、ちもと総本店は旧軽銀座の奥の方にあり、徒歩でお店まで行かなくては手に入りません。
先日も雨の中お店に向かい無事購入できたのですが、子供が一緒だと結構距離があります。なので店員さんに聞いてみました。
「このお店以外で購入できるところあるんですか?駅とかどこかの百貨店とか。」
「直営のお店が東京に1軒、のれん分けのお店が千葉に1軒・東京に1軒・箱根に1軒あります。のれん分けのお店は、みんな本店で修行した方々が独立して出したお店で、それぞれ少しずつ本店と違う味になっています。どれもすごくおいしいですよ。」
基礎となる本店の味をつくり続け、そのうえで自分独自の工夫をする。本店の味を継承しつつ「こうすればもっとおいしいものをお客様に提供できる」という想いが伝わってきますよね。
総本店の味はもちろん大好きですが店員さんのお話を聞いて、のれん分けのお店の味も気になってきました。
建築のれん
私の建築の知識は、恩師やたくさんの先生方、様々なセミナー、本などの中から学んできたことの集合体だと思っています。温熱、耐震、設計…学ぶべき大切な事が沢山あります。
言うなれば本店から学び、その中から私が理想とする構造や性能、それを実現する資材などを選び、基本仕様が決まっていきました。
建築業界には「のれんを分け」という概念はありません。私自身まだまだ基礎を学んでいる段階ですし、当然のれんを分けてもらえる程の力はありません。ずっと学び続ける必要があると思っています。
基礎を学び、その上で「もっと良いものをつくりたい」という想いは、私たちと似ているような気がしています。
どんな事でもまずは基礎があっての事です。
歌舞伎の世界でも、基礎(型)が出来て、それを自分で工夫してアレンジする事を「型破り」、基礎(型)が出来てない段階なのにアレンジしてしまう事を「型無し」と言うと市川猿之助さんが以前テレビで仰っていた事を思い出します。
実は昨日も今日も勉強会があり、学ぶ機会を頂いております。まだまだ分からないことだらけの私ですが基礎となる知識を大切にしていきたい、ずっと学び続けていきたいと思っています。型無しにならないように。
建築こぼれ話
ちなみに、「ちもと」よりもう少し奥まで進んでいくと建築従事者には有名な軽井沢の山荘の外観が木と木の隙間から見ることができます。
※敷地には入れませんのでご注意を。
今週もブログを読んで頂きありがとうございます。
夏の軽井沢も昔ほど涼しくなくなってしまったような気がします。
深澤
ちもと
https://www.chimoto-sohonten.com/
periwinkle -Simple Sustainable Serenity-
ペリウィンクルは群馬県前橋市で、高気密・高断熱住宅の新築・リフォーム・リノベーションの設計、施工を行っています。 耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.34・C値0.3・自然素材・工務店