カンナくず
皆さんこんにちは。 periwinkle の深澤です。
庭の植物も青々とした新芽を出して、気持ちのいい時期になってきましたね。先日の日曜日、私が帰宅すると、子どもたちがウッドデッキの上で、私が現場からもらってきた材木の廃材を使って何やら作っています。

息子によれば、これは『回転寿司のレーン』。砂場から砂を持ってきて(シャリのようです)娘と回転寿司屋さんごっこが始まりました。
息子「いらっしゃいませ。何が食べたいですか?」
娘 「えーっと、うどんください!」
息子「うどんはやって無ぇから、寿司頼んでくれ!!」
娘 「じゃあ、カレー!」
息子「うどんが無いんだから、カレーがあるわけ無いだろ!」
どこで見たのか、かなり職人気質なお寿司屋さんでした!(笑)
リノベ現場
伊勢崎市内にて断熱耐震リノベ現場では、内装下地工事が続いています。既存の建具をどのように利用していくか、新たに出来る間仕切り壁の収まり等、お客様と打ち合わせを重ね決定したことを大工さんが実際に再現しています。
また、別の部屋では無垢の床材を張り始めました。ここまでくるとゴールはすぐそこです。

ある土曜日の朝。学校がお休みだった2人のお子様が、大工さんの休憩中に現場を見学に来てくださいました。ずっと住んでいた家がだんだん変わっていく様子が楽しみでしたかない様子です。その最中に何かを発見した2人。「これなんですか!?」とペラペラのカンナくずに興味津々。
「これ木なの!?」
「すごい!」
「これ全部もらっていいですか!?」
何に使うのかはわかりませんが、カンナくずだけでなくのこぎりのくずも全て山のように集められ、ご指定の袋に入れられ無事納品されました。
何に使うのか取材を続けたいと思います。
かっこいい仕事
材木の廃材もかんなくずも私たちにとっては現場に「当たり前」にある物ですが、子どもたちにとっては珍しい宝の山なんですよね。こうして現場を実際に見たり、職人さんと会話をしたり、その場の空気に触れたりする機会も普段では経験できない事です。
―立ち位置が違えば、同じものでも全て違って見える-
折角おとずれた貴重な機会。木に触れ道具に触れ、家づくり・ものづくりの楽しさを知ってワクワクして欲しいですし、出来上がった住まいを見て感動して欲しい。そして、かっこいいあこがれの職業になれれば最高です。
子供たちが地元で職人さんになってくれたら、それは私たちの理念にも掲げている『地域貢献』になると思っています。
その為にも絶対にいい加減な仕事はできません!
工事はゴールデンウィークを挟んで続いていきます。気を引き締めて工事を進めてまいります。
今週もブログを読んでいただきありがとうございます。
うちの子供たちが、モノ言わぬアリに夢中になっているのは、アリが黙々と働いているからなのかも(?)。

深澤
periwinkle -Simple Sustainable Serenity-
ペリウィンクルは群馬県前橋市で、高気密・高断熱住宅の新築・リフォーム・リノベーションの設計、施工を行っています。
耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.34・C値0.3・自然素材・工務店
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