チューリップの花
みなさんこんにちは。periwinkleの深澤です。
ブログの更新が滞ってしまっておりました。楽しみにして下さっていた皆さん申し訳ありません。それから、ご心配をしてくださったお客様、私は元気です(汗)!というわけでブログ再開です。
最近の陽気で、近所の桜も徐々に花を咲かせ始めました。
年始に植えた我が家のチューリップも球根だったところから芽を出し蕾を付け、ついに花を咲かせました!子供たちが水やりをしたり、寒い日は家の中に避難させたりしながら愛でていたチューリップはあっという間に成長し、念願の花が咲いてご満悦の我が子達。

子供たちは4月1日から学年が一つ上がり娘は2歳児クラス、息子はもう年長です。ほんとうにあっという間に大きくなってしまいますね!「楽しい思い出」は日々の中にもたくさんあります。1日1日を大切に過ごしていきたいですね。
耐震リノベ
伊勢崎市では耐震断熱リノベが進んでおります。
以前からブログでも紹介している通り、ウォールスタットという耐震の検証ができるソフトを使用してシミュレーションを繰り返しながら改修を行っております。このソフトのすごいところは、ただ単に筋交いや構造金物の量を出すのではなく、どこの壁にどんな補強をすると良いのか検証できるところにあります。
筋交いや耐力壁の量は十分に足りていても下の画像のようにバランスが悪いと倒れてしまいます。全体のバランスを考えながら補強案を考えました。



着工前にシミュレーションはしているものの、現場で実際に施工しようとすると既存建物の状態等で予定していた補強が出来ない箇所が出てくることがあります。そうなると近くの壁に補強をずらしたくなるわけですが、安易に行ってしまうと上記の通りバランスが悪くなってしまいます。ですので工事の状況を見ながら、コツコツと新たにシミュレーションをし工事をすすめています。大工さんに協力してもらい、私のシミュレーション待ちの間に耐震以外の作業をしてもらったりと時間を無駄なく使えるよう工夫して取り組んでいます。
もちろん断熱改修も並行してしっかり行っております。

天井にはグラウスールを2重に敷きこんでいます。これは暖かくなりそう。
耐震等級3 短期集中実践塾
2月からスタートで参加している「耐震等級3 短期集中実践塾」が先日最終回を迎えました。periwinkleでは今までも『全棟耐震等級3(許容応力度計算)』を公約としつつも、業務の効率や構造の知識に加え構造計算ソフトの知識も必要となる為、今までは協力業者さんに計算をお願いしておりました。
ですが今年の4月1日の建築基準法改正を前に、自社で構造計算を行う事を決めこの講座で学ぶ決意をしました。講師はM’s構造設計の土居先生。

この講座では、約3か月の期間で構造計算ソフトの入力を通して構造計算における構造設計の考え方を学ぶことが出来、耐震の重要性を改めて感じました。また、全国から集まった仲間たちと時間を共有する事で多くの刺激を頂くと共に、皆さんの志の高さと知識の豊富さに驚きと自身の不甲斐なさを痛感しました!まだまだ学ぶ事の多い『建築』の楽しさに触れ、またこの仕事が好きになってしまいました(笑)。
「重要なのはコツコツと構造計算をやり続ける事。」と土居先生。継続する事で知識は定着し、そこから知識の幅は広がります。貴重な学びの場で得た知識を大切に育てていきたいと思います。
今週もブログを読んでいただきありがとうございます。
構造の知識はお客様の命を救う知識。地道に構造計算を続けていきます。
periwinkle -Simple Sustainable Serenity-
ペリウィンクルは群馬県前橋市で、高気密・高断熱住宅の新築・リフォーム・リノベーションの設計、施工を行っています。
耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.34・C値0.3・自然素材・工務店
前橋市・伊勢崎市・高崎市・みどり市・桐生市・玉村町