カバン店のランドセル
皆さんこんにちは。
年末年始に息子と妻のインフルエンザがひと段落したと思った矢先、幼稚園で娘がインフルエンザをもらってきたようで、また深澤家はインフルエンザ騒ぎとなりました。飛び飛びでインフルエンザウィルスの侵入を許しましたが、私は今のところ大丈夫です。来月幼稚園のお遊戯会がありますので、その時までは慎重に行動したいと思っています。
何をして生きるか
2025年はバタバタした幕開けになりましたが、ようやく日常が戻ってきました。心を整える意味で、改めてperiwinkleの理念を1文字ずつ自分の心に刻み込みました。
私たちは、安心・安全な家づくりを通じ、健康的で豊かな暮らしを提供します。
地球環境・地域社会に貢献し、全ての人の幸福を実現します。
先週ある事がきっかけで「自分が今何をしたいのか?どうすればいいのか?」と考える機会がありました。じーっくり考えると、結局のところ私がやりたかったことは全て理念につながっているんだと改めて気が付きました。理念は私にとっての道しるべであり、私の生き方でもあります。
今年も色々な事が起こり、多くの事を学び、様々な人と出会えると思っています。2025年は始まったばかりです。「何をして生きるか」を常に考えつつ、新たな気持ちでスタートしたいと思います!
一種類
先日、インフルエンザとインフルエンザの隙間に家族で買い物に出かけた所、近くにあったカバン屋さんにランドセルが売っているのを見かけました。息子が4月から年長に上がるので、そのうちランドセルの事も考えなくてはと思いふと目をやると、「2026年度入学用ランドセル予約受付中」との文字が。もう予約する時期なの!?と若干戸惑いながらも、折角なので見てみる事にしました。
前橋市内にある創業120年のかばん屋さんで、元々は馬具店だったとか。馬具店の頃から同じ革製品であるランドセルの修理も請け負っていて、修理を通して様々なメーカーのランドセルの特徴や弱点を知り、修理に来るお客様の声を聞きながら「それならもっとこういう造りにした方がいいのではないか」「別の素材を使った方がもっと使いやすくなるのではないか」と試行錯誤し、オリジナルのランドセルを作り始めたのだそうです。
こちらのランドセルは、色こそ豊富にラインナップされているものの形は一種類。他メーカーが様々なシリーズを取扱っている中で、「6年間子どもたちが安心して使える丈夫なランドセルをつくる」という強い思いを持ち、耐久性(安全性)や機能性、デザインにこだわり、考え抜かれた一種類。
私たちが気づかないような細部にまでこだわりがあるんだろうなと思うとずっと見ていても飽きません。

試着させてもらいご満悦な息子。上部に繊細にそしてシンプルにデザインされつくられたランドセルを見ていると私たち大人まで欲しくなってしまいました(笑)。
ランドセル
『魂は細部に宿る』を体現したランドセル。
理念のもと細部にまでこだわるランドセルはカバン職人の生き方そのもの。periwinkleの家づくりとも共通するアツいものを感じました。

periwinkleの「基本仕様」は、理念や思いを具現化できるものを精査し選別したものです。
「基本仕様」以外の細かな部分も私自身がこだわってセレクトしています。一つ一つ表立って説明していない事もあります(隠しているわけではありません!)。例えば照明の明るさ、建具のサイズ、天井高、幅木の大きさ、ダイニングの広さ…すべてのことに意味があり、選んだ理由があります。
お客様に「こんなところまで考えてくれてたんですか!?」と感激の言葉を頂く事があります。
理念に基づく選択と多くの経験や学んで得た知識、それと「こんな風に暮らして欲しい」という私たちの希望をちょっとだけプラスして、導き出した答えです。
ランドセルを見ていたら、基本仕様を決めていたころの事を思い出しました。こちらのランドセルも私たちが気にもしていない様な部分や作り方に思いが込められてこだわりがあるんでしょうね!ランドセルを通じて子供たちがカバン職人さんたちの生き方を感じてくれたらうれしく思います(まだ購入はしていません)。
今週もブログを読んでいただきありがとうございます。
そういえば今のランドセルってPCやタブレットを入れる所があるってホントですか!?
深澤
periwinkle -Simple Sustainable Serenity-
ペリウィンクルは群馬県前橋市で、高気密・高断熱住宅の新築・リフォーム・リノベーションの設計、施工を行っています。
耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.34・C値0.3・自然素材・工務店
前橋市・伊勢崎市・高崎市・みどり市・桐生市・玉村町