少し先の…

2024年7月9日

皆さんこんにちは。

日曜日は暑かったですね。「うだるような暑さ」という言葉がぴったりのぐったりするほどの厚さでした。
そんな日でも息子のリクエストに応え、午前中は水田へ昆虫採集へ。カブトエビとトノサマガエルとタニシをゲットし汗だくになりながら帰宅。

１６時ごろ自宅に設置している屋外の温度計はなんと４３℃を超えていました。こんな日は無理せず家でお過ごしください。

部屋の中は２７℃代をキープしており、ひんやりと快適な空間となっていました。
流石に外気温４３℃での室温シミュレーションはしていませんでしたが、しっかりと家族を守ってくれています。同じようにお引渡しをしているお客様も守っていると思うと高気密・高断熱住宅をつくってきて良かったと心から思えます。

住まいるLab．群馬支部　BBQ開催

週末は住まいるLab．群馬支部のBBQが開催され、私は家族で参加させて頂きました。「住まいるLab.」は、福島、茨城、栃木、群馬の工務店、設計事務所、建材店をメンバーとした家づくりにおける情報交換の場です。
今回は伊勢崎市の剛工務店さんのシェアスペースにて課外授業としてBBQをしながら建築を語りに行ってまいりました。
剛工務店の生形さんは大工さんでもありBBQインストラクターという資格を持っていて、言うなればBBQの専門家。

大人たちが建築談議に花咲かせている間、子ども達はindigo peace home の薗田社長に買ってもらった水鉄砲でバーベキューそっちのけで私と、同じくお子さんと参加された中澤建設の中澤さんを追いかけまわし、みんなびしょ濡れに。子供たちも楽しめ、建築の仲間たちと楽しめる場は非常に貴重な場所です。

生形さんが焼いてくださる極上の肉を頂きながら特別な時間を過ごすことが出来ました。そのクオリティたるや、私が今までやってきたバーベキューは何だったんだ？と思わされるような感動レベル。１段階も２段階も上を行く全く別のものでした。

１つの物を掘り下げていくと、今までと全く違う新しい景色を見せることが出来る。そんな瞬間を味わうことが出来ました。

雨雲レーダー

メインディッシュのスペアリブを頂き談笑していた所、スマホに雨雲レーダーの通知が。
『伊勢崎市に雨雲が近づいています』
あと３０分くらいで降り始めるらしい。という事で、手際よく片付けてスムーズに屋根のある作業場とシェアスペースに避難が出来ました。

雨雲レーダーは精度も高くゲリラ豪雨に降られる前に対策できるので、ここ２年くらい現場でも非常に重宝しており、今では当たり前のように使用しています。これが数年前だったらパラパラと雨が降って来てから動き出していたはずで、きっと何人かはびしょ濡れになっていたはずです。今回の場合は私と中澤さんは既に水鉄砲で濡れていたので私たちが犠牲になっていたでしょう。（笑）
ちょっと先の未来が分る新しい技術は柔軟に取り入れていきたいですね。未来が分る事で自分が出来る事を予測し対策ができたり、逆に楽しみが増えたり。

下準備から片付まで、みなさんありがとうございました！

改修工事のご提案

現在、築約５０年のお住まいのリノベのご相談を頂いているお客様への提案書を作成しています。
お客様のご要望をまとめると断熱・間取り・耐震という３つ大きな課題があります。

断熱改修に関しては。私たちがずっと新築工事で培ってきた高気密・高断熱住宅の知識と技術をフル活用し、快適な住環境をつくる為にご提案します。築５０年のお宅には断熱材が一つも入っていません。冬の寒さからも夏の４０℃を超える熱波からも家族を守れる住環境にする為には、新築で培った知識が役に立ち、それを応用する事で対応していきます。

間取りの変更は、柱の位置や壁など動かせない部分も出てきますので、耐震補強とセットで考えていきます。
先日使い方を教えてもらったwallstatと言うソフトを使い耐震シミュレーションを行います。まだまだ慣れておらず時間が掛かってしまいますが、現在の住まいと改修後の住まいで地震が来た時のそれぞれ揺れ方を比較し可視化できるソフトです。

建築は奥が深く、一朝一夕では学びつくせない、簡単に語りつくせないものです。今まで培ってきた知識と技術に加え、今まで無かった室温や耐震のシミュレーションソフトを利用する事で、お客様に改修後の住まいを想像して頂くことが出来ます。そうする事で、むずかしい事は置いておいて、今の暮らしよりずっと良くなりそうだと感じてもらい、少し先の未来を楽しみに待って頂けるのではないかと考えています。