願いごと
皆さんこんにちは。
今週はチェルシーの生産終了と鳥山明先生ご逝去と私にとって非常に大きなニュースが立て続けに入ってきてしまいとても混乱しました。
無類のアメ好きの私にとってチェルシーは常備薬のようなものでしたので残念で仕方ありません。スーパーやコンビニに行っても売り切れてしまっていたので、もう私には特濃ミルクとカンロの梅のど飴しか残っていません。涙
さようなら鳥山先生
その後すぐに入って来た訃報。鳥山作品で育った世代です。一報を見た時に息が止まってしまうほどショックでした。Dr.スランプ、ドラゴンボール、〇作劇場…漫画もドラゴンボールグッズも今でも持っています。
今年に入ってから息子が幼稚園で『ドラゴンボール』『かめはめ波』という単語を覚えてきました。
息子「ドラゴンボールって知ってる?」
私 「知ってるよ!子供のころから大好きだよ。」
息子「え!そうなの!?」
なんて会話をして、「いつか字が書けるようになったら、先生にお手紙書こうね。」と話したばかりでした。少し待てばいつでも叶う小さな夢だと思っていましたが、叶ぬ夢になってしまいました。
見学会終了!そして…
「ビワの木の家」完成見学会が無事終わりました。2日間ともいい天気で(ちょっと風が強かったけど)、窓からは空の青とビワの緑がとても美しい風景が見えました。
見学会初日の朝一番にお施主様ご家族が来てくださり、ダイニングで新しい暮らしのシミュレーション。幸せな時間の余韻を感じながら見学会がスタートしました。
見学して頂いた方々にはビワの木の家のストーリーを聞いて頂いたり、periwinkleがつくる空間を体感して頂き、穏やかな時間を過ごして頂けたかと思います。
見学会が終わるとあとはお引き渡しを残すのみ。それまでの間は当日お渡しする資料などの整理と確認を行っています。
その資料とは各種図面、各種証明書、省エネ関する資料、そして安全を語る上で外す事の出来ない構造計算(許容応力度計算)の計算書も含まれています。
構造計算の計算書類は500頁を超える頁数ですが、必ず印刷してお渡しをしています。データのみでお渡しするのが時代の流れなのかもしれませんが、30年後にCD-Rは使えるのかUSBは使えるのかなどと考えると紙ベースでもお渡ししておきたいと思ってしまうのです。
それぞれの13年間
3.11。東日本大震災から13年。みなさんはどんな13年を過ごされたでしょうか。
多くの人がそうであるように、私もあの日の風景は映像として今でも鮮明に覚えています。
13年前、私は都内で仕事をしていました。大きく揺れるオフィス、どこまでも続くような避難階段、避難中のいざこざ、徒歩で帰宅する夜の帰り道、電気もつかない真っ暗なアパート…。ずっと不安でした。
そして13年後の今、木造住宅に携わり地震からお客様を守れる家づくりをしています。あの日の恐怖、不安、混乱、テレビ画面から流れる壮絶な映像を忘れずにいられたから、安心安全な家づくりに全力で取り組めていると思いますし、これからもその意志は変わらないと思っています。その根本には、お客様には絶対に地震で不安になって欲しくない、絶対に命を守りたいという願いがあります。
ドラゴンボールがあれば「地震から家族を守る」事も、なんなら「地震をなくす」という願いも叶えてもらえますが、現実にはありません。
地震からご家族を守る為、私たちはひとりひとりが安心・安全のためにできる事をこれからも続けていきます。コツコツ修行を続けて力をつけ、大きな敵を倒してきた悟空みたいに。
深澤
periwinkle -Simple Sustainable Serenity-
ペリウィンクルは群馬県前橋市で、高気密・高断熱住宅の新築・リフォーム・リノベーションの設計、施工を行っています。
耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.34・C値0.3・自然素材・工務店