ずっと続いていく関係、ずっと続いていく暮らし
みなさんこんにちは。
セミナーや会合、新年会などリアルに色々な方と会える機会が増えてきました。今年に入ってから特にそんな気がしています。
コロナが5類に移行したのが昨年の5月ですから、じつはまだ1年経ってないんですよね。以前に比べて濃密な時間を過ごしているので、今年も時間が経つのが速そうです。
1985アワード
Forward to 1985 energy life が毎年開催している1985アワードが名古屋で開催されました。1985アワードでは全国から6名の発表者が自社の物件の温湿度を計測しつつ分かった事、これからの課題などを発表していきます。地域は違うし基本仕様も異なるのですが、全員に共通しているのは「小さなエネルギーで豊かな暮らしをつくる」事を目標としている事。シミュレーションをし実測をする事で見えてくる課題を解決し、より快適な暮らしを目指す為のPDCAです。
中澤建設の中澤さんが1985北関東を代表して参加する事になりましたので、応援もかねて名古屋へ向かいます。
自立研関東ゼミで数年にわたり課題の解決に向け話し合い、改善工事を行い、また課題を明らかにする事を繰り返したものでした。リノベーションの案件で施工中私も見学させて頂いた事もあり、中澤さんの思い入れもすごく感じていましたのでどのような評価を得られるのか楽しみにしていました。
結果は残念ながら大賞とはなりませんでしたが、東大の前真之准教授や審査員の方からもお施主様との素晴らしい関係性を評価する声が上がっていました。
お施主様のよりよい住環境を実現するために課題を見つけそれを解決する工事を行う。それを複数回行うとなると、表面的な関係性だけでは「もういいよ。」と言われかねません。中澤さんのお施主様への思いとお施主様が持つ中澤さんへの信頼があってこその関係なのだと思います。
高崎のシティボーイである中澤さんからは、とても都会人とは思えないやさしいオーラが溢れていますので、そういう所もお施主様から愛されるところかもしれません。
お施主様と「ずっと続く」関係を築く事は私たちのような小さな会社にとって、とても大切な事です。中澤さんのような関係性を一つでも多く築いていきたいと思います。
珪藻土塗り体験
「ビワの木の家」では、お施主様ご家族による珪藻土塗りの日を迎えました。というのも「みちくさの家」つまり私の自宅で子供部屋と寝室を自分たちで塗ったというお話をしたところ、「家中全部やりたい」と言って下さったのです。さすがに全部というわけにはいきませんので、できる範囲でやって頂くことにしました。
塗り方や注意点などを少しレクチャーし、まずは子供部屋から。作業が始まったのを見て別部屋の準備をしに行くと遠くから楽しそうな話声や笑い声が絶えまなく聞こえてきました。
土日の2日間をかけて、過去最高の塗面積をしっかりと作業して頂きました。
家族みんなで同じ作業をする事って意外と少なかったりします。
奥様からは『家族で壁を塗る時間はとても楽しく かけがえのない思い出になりました』とのメッセージも頂き、楽しい思い出作りのお手伝いが出来た事を嬉しく思います。
この時間がお子様たちにとっても大切な思い出になってくれたらいいなと思います。
sustainableとは
periwinkleのコンセプトの一つ『sustainable』。
この言葉には「持続可能な」と言う意味があります。言い方を変えれば「ずっと続いていく」という事。
私たち工務店とお客様の関係はずっと続いていきます。
私たちの「暮らし」もずーっと続いていきます。
だからこそ今が大切ですし、同じくらい未来を考える事が大切です。時の流れを速く感じる時代だからこそ、長くゆったりと続いていく事に目を向けたいですね。
今週もブログを読んで頂きありがとうございます。
地球もずっと続いていかなくてはいけません。今地球を守れるのは今生きている私たちだけ。
深澤
periwinkle -Simple Sustainable Serenity-
ペリウィンクルは群馬県前橋市で、高気密・高断熱住宅の新築・リフォーム・リノベーションの設計、施工を行っています。
耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.34・C値0.3・自然素材・工務店