冬景色
みなさんこんにちは。
朝出社すると事務所の前に立っている柿の木から湯気が出ていました。朝日によってあたためられた木の表面から水蒸気が立ち上るこの美しい現象が起こると季節を感じます。暖かい日が続くけどやっぱり冬なんだなって。
こんなに神秘的なのに水蒸気を見ると「湿り空気線図」が頭に浮かんできてしまうのは建築従事者のあるあるでしょうか。
なんか線がいっぱい引かれていて一見意味が分からないですよね。これが湿り空気線図です。この線から結露や空調を検討するための多くの情報が読み取れます。改めて少し離れて見るとホント意味わからないですね(笑)。
住まいるLAB.
群馬・福島・栃木・茨城の仲間たちが集まり(新年会を兼ねた)勉強会を行いました。
住まいるLAB.という群馬・福島・栃木の建築に関わるメンバーを中心とした集まりがあります。
今回は群馬での開催という事で剛工務店さんのシェアスペース(伊勢崎)とINDIGO PEACE HOMEさんの完成物件(前橋)を見学させていただき、その後伊香保温泉へ移動し研修会を行いました。
見学から移動中、そして新年会中の会話も建築談義。それぞれ異なる考えをもっている会社が集まり話すからごその気づきがあります。断熱や換気、空調システムに対する考え方や細かなおさまりを昼から宵まで延々と話しました。正解が無いというのは分かっているけど正解を見つけたい人たちが集まり議論する。私は日付けが変わる頃離脱してしまいましたが、最終組は朝4時近くまで続いたとか。
次回の群馬開催は「みちくさの家」でしょうか。
そういえば伊香保温泉にはこの時期にもかかわらずほとんど雪がありませんでした。露天風呂から見える冬景色は少し寂しく感じました。
内装工事突入
「ビワの木の家」は内装屋さんによる下地処理が行われています。
『下地処理』ですから当然表には出てこない部分です。だからこそ丁寧に下地を作り、仕上げ工程へと繋げて行く必要があります。今週末はお客様による珪藻土塗りがありますので特に大事な工程です。
この一週間、内装屋さんは「深澤さんの建物はこの時期でも関係なく暑いよ!」と言いながら、汗をかきながら窓を開けて作業しています。冬なのに窓全開で作業する。高気密高断熱住宅の冬風物詩です。
いよいよ完成が近づいてきました。楽しみですね。
壁断熱はLDKから
断熱リノベは室内の断熱工事を行っています。床の合板の施工を終えましたので、まずはLDKから。
お客様が週に一回のペースで見に来てくださり、細かい部分を実際に見ながら最終確認をおこないます。職人さん達もお施主様とのコミュニケーションに巻き込みながら新しい暮らしへのお手伝いを進めております。
リノベ工事では、工期と予算と仕上がりを考慮しながらperiwinkleらしさを表現できるよう最善を尽くします。こちらは3月のお引き渡しを目指しています。お楽しみに。
今週もブログを読んで頂きありがとうございます。
2現場で追い込み作業中です。ミスの無いように気を付けます!
深澤
periwinkle -Simple Sustainable Serenity-
ペリウィンクルは群馬県前橋市で、高気密・高断熱住宅の新築・リフォーム・リノベーションの設計、施工を行っています。
耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.34・C値0.3・自然素材・工務店