気密測定
みなさんこんにちは。
最近子供たちはダンスにハマっています。というのも2月に幼稚園のお遊戯会があり、はじめのうちは幼稚園で教えてもらった振付で練習をしていたのですが、だんだんオリジナルのダンスに変わってきています。それを真似して1歳の娘も一丁前に踊っていて毎日ほっこりしています。
気密測定
「ビワの木の家」では先日気密測定を行いました。
気密測定をやっていただくのは、毎度おなじみのハートランドの滝澤さん。ホウ酸による防蟻処理もやってもらっています。ホウ酸で初めてお会いしたのが約9年前。長いお付き合いです。
見ての通り石膏ボード等の内装下地工事が完了した段階での測定です。大砲のような機材を使って室内の空気を外に出し計測します。本当はもう少し早いタイミングで行いたかったのですが、土間スペースのコンクリートを打設しないと気密を確保できない状態でしたので、打設後のタイミングでの測定となりました。
気密性能は『C値』という値で表します。
【隙間面積 (㎠)/ 床面積(㎡)】で計算されますので、単純に隙間面積が小さい=C値はゼロに近い方が気密性が高いという評価になります。
測定終了!そして..!!
「ビワの木の家」は約24坪のコンパクトなお住まいです。分母である床面積が小さい為、計算上少し不利になりますが結果は・・・?
速報値は「C値=0.4」。隙間面積がほんの少し小さければ目標である0.3に届いたのですが、ギリギリ届きませんでした。非常に惜しい数値でした。
翌日、滝澤さんから報告書のデータが送られてきました。報告書の中の数値をよく見てみると…
「C値=0.3」
ソフトにデータを入力しはじき出された結果でした。詳しい事はわかりかねるのですが、本当にわずかな数値の影響で結果が変わったと思われます。速報値より報告書の数値が優先されるという事ですので最終的なC値は、おどろきの逆転サヨナラで0.3となりました。
とはいえ改善できる部分は改善し、今後も安定した工事ができるよう努めていきたいと思います。
気密測定を終え、ビワの木の家はこれから内装工事に入っていきます。
断熱リノベ工事
足利市にて断熱リノベ工事がスタートしました。
昨年末に内部の解体を済ませ、いよいよ大工工事がスタートです。
築30年のお住まいですが、気流止めの施工の必要がほとんど無さそうな断熱施工でした。一部完全に断熱欠損が見受けられたので完ぺきとは言えませんが、気流止めなどの作業の手間が大きく省けそうです。
工事はまだ始まったばかり。スムーズにいくリノベ工事はめったにないと思いますので、これからきっと何か壁にぶつかるはずです。でもそれこそ醍醐味。新築工事で培った断熱気密工事の技術と知識を存分に使い、職人さんたちと知恵を出し合い、工事を進めていきたいと思います。
今週もブログを読んで頂きありがとうございます。
断熱工事も気密工事も当たり前にやってくれている大工さんに感謝です。
深澤
periwinkle -Simple Sustainable Serenity-
ペリウィンクルは群馬県前橋市で、高気密・高断熱住宅の新築・リフォーム・リノベーションの設計、施工を行っています。
耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.34・C値0.3・自然素材・工務店