力 ちから
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年は1月1日に能登半島で大きな地震がありました。この度の震災で犠牲になった方々のご冥福をお祈りすると共に、被害にあった方々に心からお見舞い申し上げます。
来たぞ我らのウルトラマン
深澤家の冬休みは、息子が大好きなウルトラマンのショーを見に東京ドームシティへ。
現在放映されているのは『ウルトラマンブレーザー』という作品で、実際に地球防衛隊の隊員を演じる役者さん達が登場しストーリーが展開されます。ショーオリジナルの敵が現れたり、ウルトラマンファンを盛り上げるサプライズがあったりと大人も子供も楽しめるショーとなっていました。
ショーの最後に沢山のウルトラヒーローと共に役者さんたちがステージに集合し、会場の子供たちに一言ずつメッセージを送ります。トリはもちろん作品の主人公でブレーザーに変身するゲント隊長。
「君たちの力は、敵を倒すために使うものじゃない。大切な人を守るために使うんだ。」
歴史あるウルトラマンの1人として子供たちのヒーローとして、今回の震災の後にショーをやる事や被災した方、特に現地の子供たちを思うと葛藤や苦悩がきっとあったと思います。あのメッセージは、ウルトラマンとしてではなく一人の人間として、会場の子供たちだけでなく震災で心を痛めた方々へのメッセージのように感じました。
大切な人を守る力
地震後のショッキングな映像を目にし、建築に携わる者として住まいをお客様に提供する者として、私たちにできる事は何なのかもう一度考えました。「安全な家」とはどんな家なのか。多くの方のイメージは、地震が来ても住み続けられる家のはずです。
住宅業界で、しかも木造住宅で「大切な人を守るために使える力」があるとしたら、やっぱりそれは許容応力度計算による耐震等級3の住まいを提供する事なんです。構造を学び、地盤を学び、設計に活かし、正しく施行する。これこそ私たちが「大切な人を守るために使える力」なんだと信じています。
地震を無くすことはできませんが、「安全な住まい」が増えていく事が地震への対策となるはずです。
2024年の目標
今年は、学び続ける事はもちろんなんですが、自分でできる事を増やしていきたいなと思っています。昨年末に協力会社さんの事情等で色々と変化があり、その辺りの情報整理も含めて。
また、これはほんとに朧げに思っているだけなのですが、今まであまり接点がなかった若い年代の人たちとも交流したいななんて思っています。
今年もブログを読んで頂きありがとうございます。
2024年はどんな年になるのでしょうか。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
深澤
periwinkle -Simple Sustainable Serenity-
ペリウィンクルは群馬県前橋市で、高気密・高断熱住宅の新築・リフォーム・リノベーションの設計、施工を行っています。
耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.34・C値0.3・自然素材・工務店