自分の信じるもの

皆さんこんにちは。
変なタイミングでのブログ更新になってしまいました。
先週末、二日間の構造・断熱見学会が無事終わりました。気温も大きく下がることなく、秋めいた2日間になりました。

見学会終了しました。

断熱材の充填の様子や構造の部分が見られるタイミングでの見学会。
完成してしまうと見えなくなってしまう部分です。

お客様からの質問はやはり

「性能値は?」
「なぜ、グラスウールなのか」
「構造計算はやっているのか」
「どうやって換気システムを決めたのか」
「気密測定は全棟やっているのか」

など家の性能に関わる事が多かった印象です。
隠れてしまうところだからこそ素材を厳選して、丁寧に施工していますので、そのあたりをしっかりとご説明させていただきました。

事前に性能の事を詳しく勉強して知識を持った上で見に来てくださり、

〇〇という換気システムを採用したい。
断熱材はアレが良い。
基礎はこうして欲しい。

とリクエストを頂くこともあります。

使用する断熱材も換気システムも多くの種類がありますし、会社によって考え方が異なります。
色々な会社の意見を聞いたり、YouTubeや書籍などで知識を増やしているのですから、そうなってしまうのは仕方がないことだと思います。

小説の中から

自宅に本棚ができたので、持っていた本を少しづつ収納しています。アパート時代はとにかく部屋が狭かったのでもう読まないかなという本は処分してしまいました。お気に入りの本だけ取っておいたわけです。

先日、本棚に入れたとある小説のページを数年ぶりに開くと、あるセリフが目に飛び込んできました。

「あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけないわ。」

小説の一節で、自分に自信がなくなった主人公が自分勝手に生きてきたずっと避け続けていた姉から言われるセリフです。
この物語におけるこのセリフの意味だけを抜き出すと『自分を他人と比べるな。』『誰かに喜んでもらう事だけを目的にするな。』という事。

特定の誰かが喜ぶように、誰かに評価されるように生きてきた主人公。自分だけが信じられる芯が無く、相手本位でずっとブレまくっていた事に気づかされます。

ドキッとする言葉です。

西加奈子『サラバ!』
7年ぶりくらいに読みましたがやっぱり面白い本でした。

理念と命の基本仕様

話は特定の素材のリクエストの話に戻ります。

私たちは、自分なりに様々なものを見て、触れて、聞いて、学んで、経験して自分たちに合ったもの・コレだ!と思うもの・これなら理想の家づくりができると思ったものを断熱材・工法・仕上げ材に至るまで、数多ある素材の中から厳選しました。それは私たちperiwinkleだけでなく多くの会社が、特に高気密高断熱にこだわる会社は、同じように多くの選択肢の中から意志をもって選んでいるはずです。

時間をかけて紡いだ言葉は理念として、選んだ素材は基本仕様として私たちが「信じるもの」になっています。

ですので、○○を使って欲しいというご要望に対して「はい。」と即答はできないわけです。
私たちにとって時間をかけてできた「信じるもの」は裏切れないもの、理念もコンセプトも曲げられないものである事をご理解して頂けると嬉しく思います。
「どうして選択したのか」「どうして選択しなかっのた」かお話しすることは喜んでいたしますので、遠慮なくご質問くださいね。

私たち自身がお客様の「信じるもの」になれるようこれからも精進していきたいと思います。

深澤

periwinkle -Simple Sustainable Serenity-
ペリウィンクルは群馬県前橋市で、高気密・高断熱住宅の新築・リフォーム・リノベーションの設計、施工を行っています。

耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.34・C値0.3・自然素材・工務店

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