道草
皆さんこんにちは。
先日自宅の芝生張りを行いました。子ども達は芝生に興味津々。特に息子は、芝生の隙間にいる虫に夢中でした。
大変な事ほど楽しさがある
『庭に芝生を張ろうと思ってる。』
私の計画を聞くと多くの人が「管理が大変だから止めた方がいい。」とアドバイスをくれました。
植物を育てるわけですから大変なのは承知の上で、それよりも芝生の上に広がる楽しい未来の方が私にとっては大切だと思い決断しました。
自分ではできない事や自分でやるには大変な事、ちょっと面倒くさい事をお金を払ってやってもらうというのがそもそも『仕事』の始まりだったのではないかと思います。その仕事を受ける方も対価を頂いて、その大変な事を責任を持ってやるわけです。私たちの仕事も根本は同じで、お客様が自分ではできない”家づくり”に対し対価を頂いて仕事をしています。そこには仕事を「頼んであげてる」とか「受けてあげてる」という考えは存在しません。大変な事だからしっかりと丁寧に仕事をするという責任感と全て任せるという信頼感が存在するだけです。
そんな考えを常に持っているものですから、大変そうな事や面倒くさそうな事にあまり抵抗が無いのかもしれません。むしろ大変そうな事ほど、そこに楽しさややりがいを見つける方へ頭がシフトしていくんですね。
だから芝生も悩む事はほとんどなく即決しました。
みちくさの家
私は自邸に『みちくさの家』と名付けました。
周辺環境に調和するよう外観をデザインし、『道草を食う』つまり、つい立ち止まってしまう、寄り道したくなるような佇まいを意識しました。庭やウッドデッキ、境界のフェンスもその内の一つです。
家の中にも家族が『寄り道』できる所(居場所)があります。レイアウトを工夫したLDKや読書室、赤城山を切り取った大きな窓つきのカウンター等。TVを見る人、本を読む人、パソコンでブログを書く人、宿題やる人…一つの空間にいくつか居場所がある事で別々の事をしていてもどこか安心して過ごせる空間になります。
そして何より『道草=道端に生える草=ニチニチソウ』つまり“periwinkle”のコンセプト(simple,sustainable,serenity)と理念をぎゅっと詰め込んだ住まいになっています。
そんなみちくさの家にはやっぱり芝生が欲しい。
ある時、その時相談に来て頂いていたお客様にこちらのYoutubeの動画をご紹介しました。
当初は芝生張りも含めて造園屋さんに全てお願いする予定でしたが、お客様に紹介するついでにこの動画を改めて見たところ、吉田さんが自邸の芝張りをご自身で行ったとお話されていたのとその時の写真を見て「自分達でやろう!」という気持ちに変わっていました。
私たち家族にとって大切な思い出の日になりました。途中から子供たちは走り回っていましたが。
花と緑と環境フェア
芝生はりの翌日、以前ブログでも告知していた「花と緑と環境フェア」@いせさき市民の森公園にForward to 1985 energy lifeとして参加してきました。
私たちが考案した「1985射的」を通じ70組以上の方に家庭でできる省エネの手法とアクションナビのご案内が出来ました。伊勢崎市長もブースに来てくださり「1985射的」楽しんでくださいました。
ゲームはきっかけに過ぎず、家に帰ってから省エネ手法を習慣化していってもらう事が大事ですね。今回もご家族ごとにたくさんの会話が生まれ、省エネを意識してもらえたのではないかと思います。
私たちのブースは公園のグラウンドの上。天然の芝生の上で1日過ごしました。やっぱり本物の芝生は良いです!
今週もブログを読んで頂きありがとうございます。
家づくりに迷いや不安がある方は是非動画をご覧くださいね。
深澤
素晴らしき地場ビルダーランド HP
https://jiba-builder.net
periwinkle -Simple Sustainable Serenity-
ペリウィンクルは群馬県前橋市で、高気密・高断熱住宅の新築・リフォーム・リノベーションの設計、施工を行っています。
耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.34・C値0.3・自然素材・工務店