想像力・愛情・感謝

みなさんこんにちは。

車での移動中にラジオを聴くことが多かったのですが、ここ1年くらいオーディブルと言う本を朗読してくれるサービスを使用するようになりました。様々なジャンルの本があって移動中のなんとなく無駄な時間をつぶしてくれる良いツールだと思っています。

想像力・愛情・感謝

少し前の話ですが、オーディブルで吉本興業の元会長の大崎洋さんの「居場所。」という本を聴きました。

その中で心に残ったシーンがありました。本自体が手元にないので正確ではないですが内容をかいつまんで書くと『スポンサーさん付のイベントや舞台で漫才をするとき、お客さんの興味のあるものを察する力が無いと芸人は務まらない。呼ばれた営業先でお年寄りが多いとか若者が多いとかを舞台から見て、何がお客さんに喜んでもらえるかを察してネタ決められないといけない。つまり根底には想像力と愛情と感謝がないと笑いは生み出すことはできない。』というような内容でした。

見に来てくれたお客さんの気持ちを「想像する」、呼んでくれたスポンサーさんの思いを「想像する」。そのお客さん、スポンサーさんへの愛情がないと絶対に「想像する」事はできない。感謝の気持ちを持っているから、お客さん、スポンサーさんの思いに応えようと思うことができる。

これってすべての仕事に共通する事なんじゃないかな、想像力と愛情と感謝。

もちろん私たちの仕事にも絶対必要なモノです。
だから色々な人とお話をしどんな人なのか知りたいと思えるんですよね。

ついに木が入りました

「今井町の家」に植栽が入りました。お願いしているのは高崎松風園さんです。
植栽工事を見ていていつも思うのは、想像力がとても重要な職業だという事。

どんなご家族なのかをイメージすることが大切です。
今後どのように成長していくのか、そしてそれを剪定できる家族なのか、どんな暮らしをしていくのか(して欲しいか)を想像して提案する必要があります。事前の打ち合わせでどんな性格なのか(木のお世話ができるか)を判断しないと植木を枯らせてしまうこともあるでしょう。何よりどんな雰囲気の庭ができたら喜んで頂けるかをイメージする事が大事です。

そういう想像力は、やはりお客様と植物に対しての愛情と感謝の気持ちがないと成り立たないんですよね。

それに加え必要なのが3次元的な想像力。

例えば「アオダモ」という木を提案したとして、1本1本幹の伸び方や枝の広がり方、葉の付き方が異なるわけで、この木がどの向きでどんな傾きで植えられたら綺麗なのか想像していくわけです。もちろん現場で多少の調整はあると思いますが建物を含めた庭全体のイメージをちゃんと想像できていないとできない仕事だなといつも思います。

今回も現場で木を回転させたり傾けたりと見ていてワクワクする工事をしてくださいました。

松風園のみなさんの仕事ぶりからは植物に対する愛情があふれていて見ていて楽しいんです。今回も作業中に木について、手入れの仕方について等質問しまくってしまいました。

今回もありがとうございました。

庭にお客様

工事を眺めていると土の上を動く影が。息子との虫取りの癖でサッと手で包んでみるとかわいいヤモリでした。

木に付いてきたのか、もともとここにいたのかはわかりませんが、新築の家にヤモリ(家守)なんて縁起がよさそうです。

今週もブログを読んで頂きありがとうございます。
あいにく虫かごが無かったので、逃がしてあげました。何となくまた出てきてくれそうな気がして。

深澤

高崎松風園様

https://takasakishofuen.co.jp/

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群馬 | エクステリア | 高崎松風園 群馬のエクステリア・ガーデニングの事なら高崎松風園にお任せください。お庭や外構、リフォームの工事を承っております。また、ガーデニング教室を開催したり、植物・樹木...

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ペリウィンクルは群馬県前橋市で、高気密・高断熱住宅の新築・リフォーム・リノベーションの設計、施工を行っています。

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