自由に羽ばたく

皆さんこんにちは。深澤です。

毎朝の息子との昆虫採集がほぼ日課になってきました。周辺の田んぼにはすっかり水が張られ、捕れるのがオタマジャクシばかりになってきました。

朝散歩中のご近所の方々とも挨拶をし合い、声を掛けたり掛けられたりしているうちに
「あっちにタニシがいるよ。」
「こっちにトノサマガエルがいたよ。」
「あっちにホタルがでるよ。」
と息子に情報提供までしていただいています。ご近所の皆さんありがとうございます。

キアゲハの羽化

ここ数日、飼っていた5匹のキアゲハの幼虫がさなぎになり、ついに羽化し始めました。1羽また1羽と羽化し、あっという間に最後の5羽目が羽化しました。

幼虫の姿を見ているだけに、成虫の羽の美しさはより際立ちます。パタパタ羽を乾かしたり、足を動かしたりと、今までの自分と新しい自分とのギャップを埋めるように動いているようです。30分もすると空高く飛び立っていきました。

空高く飛んで行くキアゲハの姿は、「自由」を手に入れて嬉しそうにも見えます。安全な虫かごから自由な空へ飛んでいきました。自由になることは危険も隣り合わせ。すべて自分の行動に責任が付きまといます。

「バイバーイ!またなー、また会おうなー!!」と空に向かって大声でお別れをし、手を振る息子でした。

耐震等級3を伝え続ける

先日、M’s構造設計の佐藤実先生のセミナーに参加しました。佐藤先生は『構造塾』のYoutubeで家づくり検討中の方にもすっかりおなじみとなりました。弊社にご相談に来て頂く方のほとんどが佐藤先生のYoutubeを視聴されています。
約4年ぶりにリアル佐藤先生にお会いできました。

もう6年ほど前に『構造塾』を受講してから耐震等級3への考えが、より重要になりより必然であることを意識するようになりました。「耐震等級3」があるのにどうして「2」や「1」で建てる選択肢が必要なのか。お客様の事を考えているなら「耐震等級3」以外考えられなくなりました。

家づくり5つの要素にも「耐震性」の要素を入れていますし、約束事として耐震等級3(許容応力度計算による)を全棟で基本仕様としています。

私たち建築事業者は、自社の仕様を決めることができます。その使用は会社によって「自由」。自由に決める仕様ですから、当然その会社は大きな責任を背負う義務があります。

自由には常に責任が伴います。

弊社の基本仕様の性能面に関して言えば[UA値=0.34以下・C値=0.3以下・耐震等級3]を謳っています。

住まいをつくり、お客様に暮らしていただく以上、私たち建築事業者はお客様ご家族の命を守る責任があります。
特に断熱性能・気密性能・耐震性能は3つともご家族の命に関わる性能だと思っています。

私たちは、安心・安全な家づくりを通じ、健康的で豊かな暮らしを提供します。

私たちの理念の一文です。健康的で豊かな暮らしは、「安心・安全」な住まいの上に成り立っています。periwinkleが「自由」に決めた基本仕様ですが、「安心・安全」に暮らせる住まいをつくる責任を持てる仕様とも言えます。

お客様にも選ぶ「自由」があります。耐震等級3にこだわる会社を選ぶのか、そうではない会社を選ぶのか。

そもそも全ての住まいが耐震等級3になれば、お客様にそんな責任背負わせる必要なんてないはずなんですけどね。そんな未来が早く来て欲しいと心から願いつつ、私たちはコツコツと安心・安全な家づくりをし続けていきます。

今週もブログを読んで頂きありがとうございます。
『「不自由」と嘆いている「自由」がここにある』という歌詞がずっと好きです。

深澤

参照:「構造塾」木造住宅の耐震性能を本気で考える!(Youtube)
https://www.youtube.com/@user-gc1hn7el3y

periwinkle -Simple Sustainable Serenity-
ペリウィンクルは群馬県前橋市で、高気密・高断熱住宅の新築・リフォーム・リノベーションの設計、施工を行っています。 耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.34・C値0.3・自然素材・工務店

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