
伊勢崎境の平屋 耐震・断熱リノベ












| 所在地 | 群馬県伊勢崎市境 |
| 敷地面積 | 458.98㎡ |
| 延べ床面積 | 143.46㎡(43.3坪) |
| 断熱性能(UA値) | 2.5 → 0.42 |
| 竣工年 | 1976年12月 新築 |
| 改修年 | 2025.9(工期5か月) |
伊勢崎市内にある奥様のご実家を耐震・断熱リノベーションさせて頂きました。
築約50年の平屋建ては完全無断熱状態。耐震性にも断熱性にも不安を抱えていたK様。住みながらの工事かつ、外壁は手を付けないという条件でどこまでできるのか。私たちにとってもチャレンジでした。
約43坪の建物は無断熱の状態。和風住宅の特徴でもある、襖と障子で各部屋が仕切られている為、筋交いなど「壁」になる部分が極端に少なかった為、Wallstatという耐震シミュレーションソフトを使用し、柱1本1本に構造用金物を取付け耐力壁を増やすことで耐震性の向上を図りました。もちろん基礎の補強も。
また、断熱性能の関しては無断熱の状態から天井・床・壁・窓の断熱改修を施し、Ua値0.42とG2レベルの断熱性にまで向上することが出来ました。
LDKを中心とした暮らしをイメージし、もともと台所と6畳間と玄関ホールだった部分を一つの空間に。ご家族が一つの空間で寛ぐことが出来るLDKになりました。
仕上の床はナラの無垢材、壁と天井は麻とパルプの織物クロスと珪藻土というperiwinkleの基本仕様で。
ご家族の歴史を見てきた和室やLDKの天井などを残しつつ、安心・安全な住まいに生まれ変わった新たな住まいで、ご家族の新しい歴史が始まっています。
くらし語り(お施主様インタビューはコチラ)↓
