アンパンマンの歌と理念

2023年5月29日

みなさんこんにちは。

気持ちのいい晴れの日が続いています。風が心地よい季節ですね。そんな気持ちの良い季節、子どもと歌を歌いながらお散歩をしていた時の事です。

先日子供と遊んでいるとおもちゃから聞きなれた音楽が流れてきました。その曲はアンパンマンのマーチ。私が子供のころからずっと変わらず定番のテーマ曲です。何の気なしに歌詞を思い出しながら子どもとお散歩に出かけました。

『なんのために生まれて
なにをして　生きるのか
こたえられないなんて
そんなのは　いやだ！』

改めて冷静に歌詞に注目すると、すごく大切な事をどストレートに伝える内容にちょっと驚きつつ、periwinkleの理念を考えている時の事を思い出してしまいました。

私には2人の子供がいます。子供たちに胸を張れる仕事をしたい、誇れる生き方をしたいとずっと思っていました。
胸を張れる仕事、誇れる生き方って何？
1つは住宅設計・住宅建築という仕事を通して、私と関わる全ての人に幸せにする事。
全ての人というのはお客様はもちろん、職人さんや協力会社の方々も。

もう1つは仕事を通じ、地域社会と地球環境に貢献する事です。
私たちのような小さな会社は地域の皆さんや仲間たちの協力なしでは成り立ちません。社会貢献は私たちを支えてくださるみなさんへの恩返しだと思っています。
地球環境への貢献は子ども達の未来の為に、我々大人が絶対にやらなくてはならない使命です。

私の好きな言葉でネイティブアメリカンのことわざがあります。
「人は祖先から地球を受け継いでいるのではない。未来の子供たちから借りているのだ。」
大好きな2人の子どもとその世代に明るい地球の未来を返せるよう努力することは大人の義務です。

お客様、関わる人たちを幸せにできて、地域社会と地球環境に貢献する。これを仕事を通じてできたら、こんな素敵な仕事はないと思うんです。

そしてそんな生き方ができたら子供たちに胸を張って、「父ちゃんなかなかやるだろ？」と言える気がしたんです。

「何のために生まれて、何をして生きるのか。」
大事な事はずっと幼いころからアンパンマンが問いかけていたんですね。

ついでに2番の歌詞も載せておきます。こっちの方が聞き覚えがありますよね。
こちらは家づくり検討中のお客様にも少しだけ考えて頂きたい事かもしれません。

『なにが君の　しあわせ
なにをして　よろこぶ
わからないまま　おわる
そんなのは　いやだ！』

みなさんの幸せはどんな事でしょう？
「何を見て暮らすか、何をして生きるか、何に囲まれて住まうか」

この”何”を是非お客様に教えて頂きたいと思っています。私にとっては設計の大きなヒントになりますし、何よりご自身にとって、自分が何に幸せを感じのか知る事は大切な事です。

「幸せ」と一言に言っても、幸せの感じ方はそれぞれ。“あれがあるから幸せ”“これやっている時が幸せ”という感覚は他人には中々伝わらないものです。私たちができるのは「幸せを感じられる心のゆとりが生まれる空間」づくりです。

その空間では小さな幸せにも気づける心のゆとりが生まれるはずです。

なにが君の幸せ？なにして喜ぶ？是非考えてみてください。

子ども達との散歩は、その後約6時間に及ぶ田んぼの昆虫採集の時間に（娘は途中で避難）。男二人はすっかり日焼けしました。

今週もブログを読んで頂きありがとうございます。
お客様の幸せそうな姿を見る事も私にとってはまた幸せなんです。

深澤

periwinkle -Simple Sustainable Serenity-
ペリウィンクルは群馬県前橋市で、高気密・高断熱住宅の新築・リフォーム・リノベーションの設計、施工を行っています。耐震等級3(許容応力度計算)・UA値0.34・C値0.3・自然素材・工務店

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